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    【MCOメンバーによる公開レッスン】 吹奏楽で〈シャコンヌ〉を奏でよう!

    5月の水戸室内管弦楽団(MCO)第93回定期演奏会に合わせて、5月16日に、MCOメンバーたちが高校生の吹奏楽を指導する公開レッスンを開催します(茨城県、県教委、いばらき文化振興財団との共催)。
    このレッスンは、高校生だけでなく一般の方も無料でお聴きいただけ、公開レッスンのほか、講師によるミニコンサートもございます。

    水戸室内管弦楽団メンバーによる公開レッスン 水戸室内管弦楽団メンバーによる公開レッスン
    昨年度のレッスンの様子
    撮影:大窪道治

    今回の講師は、工藤重典さん(フルート)、フィリップ・トーンドゥルさん(オーボエ)、トッド・レヴィさん(クラリネット)、中 秀仁さん(サクソフォン)、マーク・ゴールドバーグさん(ファゴット)、猶井正幸さん(ホルン)、ラデク・バボラークさん(ホルン)、デイヴィッド・ヘルツォークさん(トランペット)
    講師によるミニコンサートでは、MCO第93回定期演奏会に出演する管楽器奏者の方々がソロ演奏をご披露くださいます。ピアノはMCOメンバーたちから高い信頼を置かれている加藤洋之さん
    世界的に活躍している演奏家たちのソロ演奏が無料で聴ける機会は、滅多にありません。どうぞお聴き逃しなく!
    入場整理券は、水戸芸術館エントランスホールのチケットカウンターのほか、水戸市の茨城県立県民文化センター、つくば市のノバホールで配布しております。

    ところで、今回のレッスンの講習曲も、きっと、吹奏楽ファンだけでなく、クラシック・ファンにも関心を持っていただけるはずです。
    今回取り上げるのは、バッハの有名な〈シャコンヌ〉(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番の終曲)を森田一浩氏が吹奏楽に編曲した作品なのです。
    〈シャコンヌ〉といえば、小澤征爾館長をはじめ、水戸室内管弦楽団で活躍する多くの演奏家を育てた斎藤秀雄氏がオーケストラに編曲して弟子たちに伝授した作品。水戸室内管弦楽団のメンバーたちにとっては大切な曲です。

    今回のレッスンに参加するのは、つくば市にある中高一貫校の並木中等教育学校の吹奏楽部。今夏、滋賀県で行われる第39回全国高等学校総合文化祭の吹奏楽部門に茨城県代表として出場する皆さんです。
    水戸室内管弦楽団の豪華管楽器講師陣の指導のもと、高校生たちが演奏する〈シャコンヌ〉。
    アンサンブルの奥深さと楽しさを感じていただければ幸いです。

    《篠田》(『vivo』2015年5&6月号より。一部加筆)

    | 水戸室内管弦楽団 | 17:19 | comments:0 | trackbacks:0 | PRINT | TOP ↑

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    【茨城の名手・名歌手たち 第25回】 出演者決定!

    水戸芸術館では4月12日(日)に「茨城の名手・名歌手たち 第25回」出演者オーディションを開催しました。
    その合格者が決まりましたのでお知らせします。

    今回は「鍵盤楽器、弦楽器、邦楽器(以上ソロ)、邦楽アンサンブル(2~5人)」の各部門で参加者を募集したところ、合計52件の応募がありました。厳正な審査の結果、8人の演奏家が合格しました。
    「茨城の名手・名歌手たち 第25回」出演者オーディション合格者

    【合格者】(受験番号順)
    ◆鍵盤楽器
      澤田尚美(ピアノ/日立市出身)
      永田絵里子(ピアノ/日立市在住)
      小田倉知加(ピアノ/常陸太田市在住)
      廣瀬由香里(ピアノ/水戸市出身)
      村田果穂(ピアノ/つくば市在住)
      浜口夏生(ピアノ/龍ケ崎市出身)
    ◆弦楽器
      牛草 春(ヴァイオリン/常陸太田市出身)
    ◆邦楽器
      宇佐見明子(箏/取手市在勤)

    応募総数:52(鍵盤楽器40/弦楽器10/邦楽器1/邦楽アンサンブル1)

    8人の合格者は、10月12日(月・祝)にコンサートホールATMで開催する演奏会に出演します。
    茨城ゆかりの注目の演奏家たちの演奏に、どうぞ、ご期待ください!

    《篠田》

    | 茨城の演奏家 | 11:04 | comments:0 | trackbacks:0 | PRINT | TOP ↑

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    『vivo』第198号

    水戸芸術館音楽紙『vivo』第198号(2015年5+6月号)のPDF版をアップしました。

    クリックするとPDFで閲覧できます。

    『vivo』第198号

    『vivo』第198号 目次
    水戸室内管弦楽団 第93回定期演奏会
    稀代のソリストたちと待望の協演! そして小澤征爾× MCO によるベートーヴェン交響曲の旅
    ローランド・アルトマンさんインタビュー
    高校生のための水戸室内管弦楽団メンバーによる公開レッスン
    吹奏楽で〈シャコンヌ〉を奏でよう!
    ちょっとお昼にクラシック 武久源造(フォルテピアノ)
    BACH SPIELTE AUF DIESEM KLAVIER ―このピアノを、バッハは弾いた―
    SELF PORTRAIT 茨城の演奏家たち
    Duo ponte nota リサイタル2015
    CPNCERT REVIEWS 最近の公演から
    INFORMATION

    | vivo | 16:24 | comments:0 | trackbacks:0 | PRINT | TOP ↑

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    【ATM便り】 2015年4月2日号

    茨城新聞で毎月1回掲載していただいている「ATM便り」。4月2日付の記事は、4月4日(土)に開催する「間宮芳生の肖像」に因んだ話題です。

     ハンガリーの作曲家バルトークは、20世紀初頭、盟友コダーイと共に、ハンガリー民族独立の気運の下、ハンガリーやその周辺の民俗音楽の収集と研究を行い、ハンガリー独自の音楽の道を開きました。そして、バルトークと同じことを、日本の源泉から掘り起こす作業を、日本人作曲家の誰かが行ってもいいだろうと考え、行動したのが、間宮芳生でした。バルトーク同様に、間宮芳生が目を付けた音楽の源泉は、民謡でした。

     民謡は、人々の生活の中に息づき、人生を彩るものでした。仕事の苦しみを和らげたり、集団作業の足並みをそろえたりするために歌われた労働の歌。この種の民謡で、日本にとりわけ数多く存在するのが、稲作に関する歌です。その作業の段階ごとに、さまざまな歌が作られています。まず「田打ち唄」または「田起し唄」、そして「田小切り唄」、「苗取り唄」、「田植え唄」、「田草取り唄」、「稲刈り唄」、「籾摺り唄」、そして「米搗き唄」といった具合です。また、奉公に出された少女が、身上のつらさを吐露しながら、背負った子どもをあやすために歌われる「子守唄」も各地に残されています。そして、神仏や祖先の霊に向けて歌われる祈り、祭礼の歌は人々の営みと密接につながっている、とても重要な存在です。
    間宮芳生
     間宮芳生は、日本全国に残る膨大な数の民謡を研究し、そして、バルトークやコダーイの流儀に倣って、これらの旋律にピアノ伴奏を付けて、ステージ用作品として発表しました。これが彼の初期の代表作「日本民謡集」となりました。そして、間宮芳生の関心は、日本の民俗音楽ばかりでなく、世界のさまざまな地域の民俗音楽へと広がっていきました。間宮芳生を夢中にさせたのは、民俗音楽の中に宿る原音楽的な響きと、西洋芸術音楽がどこかに忘れてきてしまったまじないの力を持った音でした。

     水戸芸術館では4日に、間宮芳生の創作の軌跡をたどる演奏会「間宮芳生の肖像」を開催します。間宮芳生自身が自作について語り、わが国の合唱指揮の第一人者である田中信昭をはじめ、間宮芳生が大きな信頼を寄せる演奏家たちが、その作品を演奏します。ぜひ、ご注目ください。

    (水戸芸術館音楽部門芸術監督 中村晃)

    | 肖像シリーズ | 19:33 | comments:0 | trackbacks:0 | PRINT | TOP ↑

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    【ちょっとお昼にクラシック】 ―このピアノを、バッハは弾いた―  BACH SPIELTE AUF DIESEM KLAVIER

    昼下がりのコンサートホールで優雅なひとときをお過ごしいただける人気のコンサートシリーズ「ちょっとお昼にクラシック」。6月17日のコンサートでは、国内に1台しか存在しない貴重な楽器が登場します。かのヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685~1750)が弾いたピアノの復元品です。
    題して、「このピアノを、バッハは弾いた」。
    バッハやその息子たちの音楽を、彼らが実際に弾いていたピアノの音色でお聴きいただきます。バッハの鍵盤音楽のスペシャリストである武久源造さんの演奏と解説で、どうぞご堪能ください。

    武久源造/ジルバーマン・ピアノ
    武久源造さん。この写真の楽器が今回のコンサートで使うバッハが弾いていたピアノの復元品です。


    「バッハが弾いたピアノ」と聞いて、いぶかしがる方もいらっしゃるかもしれません。
    バッハ自身は「ピアノのため」と銘打った作品をまったく残しませんでした。バッハの鍵盤音楽がピアノで演奏されることは多々ありますが、やはりオルガンやチェンバロでの演奏が主流でしょう。
    「ピアノ」が発明された当時の正式な名称は、「クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ(弱音(ピアノ)も強音(フォルテ)も出せるクラヴィチェンバロ)」。古い時代のピアノを現代のピアノと区別する意味で「フォルテピアノ」という呼称もありますが、いずれにせよ、その名前のとおり、強弱の表現がピアノの大きな特徴です。18世紀の頃から、ピアノでの演奏を想定して書かれた作品には強弱の指示が頻出する傾向があります。
    史上初のピアノ音楽(つまり「ピアノのため」と楽譜に印刷されている作品)であるロドヴィコ・ジュスティーニの〈ソナタ集〉(1732年出版)からして、楽譜には「ピアノ」や「フォルテ」の指示が頻出しているのです。
    他方、バッハが楽譜に「ピアノ」や「フォルテ」といった指示を書くことは、ほとんどありませんでした(これは強弱をつけずに演奏されたという意味ではありません。強弱を書く習慣がなかったという意味です)。

    しかし、バッハは生前、実際にピアノを弾いていたのです。ピアノはイタリアの楽器職人バルトロメオ・クリストフォリによって1700年頃に発明され、バッハが生きたドイツでも、オルガン職人のゴットフリート・ジルバーマン(1683~1753)によって1730年代に製作されています。彼はクリストフォリのピアノを手本に、さらなる改良を施して独自のピアノを完成させました。
    今回のコンサートで皆様のお目にかけるピアノは、1750年に世を去ったバッハが生涯の最後の時期に触れたであろう1747年製ジルバーマン・ピアノの復元品です。

    なぜバッハは「ピアノのため」と銘打った作品を書かなかったのでしょう?
    これまで、それはバッハがピアノという楽器を評価していなかったからだ、と信じられてきました。バッハが初めてピアノに触れたときのことを、バッハの直弟子が伝えています。その逸話をひも解いてみましょう。
    「ゴットフリート・ジルバーマンはこの楽器〔注・ピアノのこと〕を手はじめに二台製作したのだった。その一台を、いまは亡きヨーハン・ゼバスティアン・バッハ氏が実見し、かつ、試奏した。彼はその響きをほめた、というよりは激賞したといってよいが、しかし同時に、高音部が弱すぎるうえに、弾きづらいという指摘もつけ加えた。自分の製品に少しでもけちをつけられることに我慢のできないジルバーマンは、これを聞いてすっかりつむじを曲げてしまった。」

    (シュルツェ編「原典資料でたどるバッハの生涯と作品」酒田健一訳 角倉一朗編『バッハ叢書10 バッハ資料集』(白水社、1983年)所収、128頁)

    この記述をもとに後世の音楽史家は、バッハはピアノに対して、製作者のジルバーマンを怒らせるほどの厳しい評価を下した、と考えたわけですが、よく読んでみれば、バッハはジルバーマンのピアノの欠点を指摘しただけではなく、その響きを「激賞した」(!)とも書いてあるのです。

    もしかするとバッハは、ピアノに大いなる可能性を見出していたのかもしれません。事実、バッハの伝記や遺品の研究からは、この後も彼がジルバーマンのピアノの性能を検査したり、自分の演奏会でピアノを使ったり、さらには販売まで手伝っていたことが、明らかになってきています(詳しくは、改めて書きたいと思います)。

    バッハがちょうどピアノという楽器を知った頃に作曲した作品が、6月のコンサートで取り上げられます。〈パルティータ 第4番〉BWV828です。
    全部で6作品ある〈パルティータ〉は、1726年からほぼ年に1曲のペースで作曲されていった、当時のバッハの技法や知識の集大成ともいえる作品です。そして大変興味深いことに、特に後半の第4~6番では、チェンバロよりもむしろピアノに適しているようなダイナミックな表現、言い換えればピアノ的な表現語彙が登場しているのです。
    今回のコンサートに先がけて、武久源造さんがジルバーマン・ピアノで録音した〈パルティータ〉全曲のCDが4月7日に発売になります(コジマ録音 ALCD-1148/9)。

    水戸芸術館のコントルポワンでは今日(3/31)から先行販売させていただいております!

    takehisa_cd


    このCDを聴けば、きっとジルバーマン・ピアノの実物をご覧になって、バッハが讃えたその音色を生でお聴きになりたくなるのではないでしょうか?

    貴重な楽器をコンサートホールに持ち込んで開催するコンサート。
    ぜひお楽しみになさってください。

    《篠田》(『vivo』2015年5&6月号より。一部加筆)

    | ちょっとお昼にクラシック | 14:18 | comments:0 | trackbacks:0 | PRINT | TOP ↑

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