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    【間宮芳生の肖像】 原音楽への旅

    「かつて私が企画運営委員として仕事をした、私にとってゆかり深いこの水戸芸術館において、私の個展コンサートが開かれること、私が深く信頼する演奏家たちの演奏によって、私の作品をお聞きいただけることは、無上のよろこびです。」
    間宮芳生


    間宮芳生「新しさ」こそが最大の価値であるとして突き進んできた戦後の前衛音楽の潮流の傍らで、間宮芳生は、私たちの祖先が、口ずさんできた「うた」を創作の出発点に置いた。その「うた」は、人々の生活の中に息づき、人生を彩るものであった。仕事の苦しみをやわらげたり、集団作業の足並みを揃えたりするために歌われた労働のうた。奉公に出された少女が、身上の辛さを吐露しながら歌う子守唄。そして、神や祖先の霊に向けて歌われる祈りのうた...。やがて、間宮芳生の関心は、日本の民俗音楽ばかりでなく、世界の諸民族の民俗音楽へと広がっていった。間宮芳生を夢中にさせたのは、民俗音楽の中に宿る原音楽的なひびきと、西洋芸術音楽がどこかに忘れてきてしまったマジナイの力をもった音であった。

    〈弦楽四重奏曲 第2番“いのちみな調和の海より”〉は、アフリカ(ザイール)のリズムやフィンランドの古い「泣きうた」などが用いられた、母なる海へのオマージュをイメージさせる音楽。うたとピアノのための〈日本民謡集〉は、間宮芳生の創作の原点にある日本民謡を題材とする作品。〈ピアノ・ソナタ 第3番〉のタイトル「スプリング」は、この作品の委嘱者、志村泉の名に由来するが、「泉」ばかりか「春」という意味も包含している。〈合唱のためのコンポジション 第1番〉は、日本民謡のハヤシコトバに着目して作曲された、呪術的なエネルギーに溢れた合唱曲である。演奏は、同作品を半世紀にわたり演奏し続けてきた田中信昭と東京混声合唱団。間宮芳生自身が自作について語り、氏が大きな信頼を寄せる演奏家たちが、その作品を演奏する。間宮芳生の原音楽をめぐる旅の軌跡をお楽しみいただきたい。

    間宮芳生の肖像


    【日時】2015年4月4日(土) 15:30開場・16:00開演

    【出演】
    間宮芳生(おはなし)
    波多野睦美(メゾ・ソプラノ)
    野平一郎(ピアノ)
    田中信昭(合唱指揮)
    東京混声合唱団
    ウェールズ弦楽四重奏団

    【曲目】
    間宮芳生:
     弦楽四重奏曲 第2番〈いのちみな調和の海より〉(1980)
     日本民謡集より
      ・朝草刈唄(青森県民謡)(1957)
      ・まいまい(富山県民謡)(1963)
      ・米搗まだら(長崎県民謡)(1968)
      ・草切節(鹿児島県民謡)(1968)
     ピアノ・ソナタ 第3番〈スプリング〉(1987)
     合唱のためのコンポジション 第1番(1958)

    全席指定 一般3,000円 ユース(25歳以下)1,000円

    【お問い合わせ】水戸芸術館チケット予約センター
    TEL.029-231-8000
    (営業時間 9:30~18:00/月曜休館)

    【主催】公益財団法人 水戸市芸術振興財団

    詳しい公演情報とチケット予約方法はこちらをご覧ください。
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