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    【合唱セミナー2015】 松下耕氏が自作の合唱曲を指導する貴重なセミナーです!

    我が国を代表する一流の合唱指揮者や作曲家を講師にお招きし、半日をかけて講習曲を練習する「合唱セミナー」(茨城県合唱連盟、茨城県高等学校教育研究会音楽部、茨城県高等学校文化連盟との共催)。今回は、2003年と2004年に講師を務め、3回目のご登壇となる松下耕氏をお迎えして、松下氏が谷川俊太郎氏の詩に作曲した混声合唱とピアノのための〈すこやかに おだやかに しなやかに〉を取り上げます。

    講師の松下耕氏

    松下耕氏は1962年東京生まれの合唱指揮者、作曲家。2003年と2004年に当セミナーの講師を務めた時、合唱界においてはすでに「松下旋風」が起こっていて、セミナーもかつてないほどの熱気を帯びたものとなりました(講習曲は2年連続で松下耕氏自身の〈合唱のためのたのしいエチュード〉(抜粋)でした)。

    しかし、その後、松下氏は世界でも「松下旋風」を巻き起こすことになります。2004年には台湾を代表する混声合唱団 Formosa Singers が松下氏の作品による演奏会を台北で行い、〈落水天〉を委嘱初演。2007年にはスペインの「レイオア・カン
    ティカ・コラーラ児童合唱団」が、〈Hodie Christus Natus Est〉を委嘱、録音。2011年にはアメリカの合唱団 Salt Lake City Vocal Artists が〈Usquequo Domine〉を世界合唱シンポジウム(アルゼンチン)で初演、アレッツォ国際合唱コンクール(イ
    タリア)で再演しています。

    11年ぶりのセミナーご登壇となる今回は、国際舞台での実績をさらに積み上げ、一段と深く澄んだ眼差しで合唱音楽を見つめている松下氏が、その知見とともに自作の比較的新しい合唱曲を指揮、指導するという貴重な機会となります。

    講習曲について

    講習曲の〈すこやかに おだやかに しなやかに〉は、混声4部合唱とピアノのために、2009年に書かれた作品です。松下氏が「もっとも尊敬する詩人の一人」と語る谷川俊太郎氏の詩4作(「こころの色」「愛が消える」「おだやかに」「もっと向こうへと」)に曲を付けました。カワイ出版が首都大学東京エリカ混声合唱団の演奏を動画サイトにアップロードしていますので、セミナーに参加される方はぜひご視聴ください。


    《関根》(『vivo』2015年2月号より)
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