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    【MCO第92回定期演奏会】 工藤重典さん(フルート)インタビュー

    ― 工藤さんは、1990年の開館の年から水戸室内管弦楽団(MCO)のフルート奏者を務めてくださっています。それから25年が経とうとしていますが、これまでの水戸室内管弦楽団の活動を振り返って、どのようなご感想をお持ちですか?

    工藤:今、まず感じることは、時の経つのは早いものだなぁということです。もう25年もたってしまったとは信じられません(笑)。このオーケストラの活動をみると、水戸芸術館でのコンサートが中心になっていますが、その活動を全国、いや世界に発信し続けてきたことが素晴らしいと思います。地方からこのような強いメッセージを全国に送り続けることの重要性を感じながら、いつも参加してきました。

    今回でMCOの公演は92回目となりますが。その中でも特に工藤さんが印象に残っている演奏会をお教えください。

    工藤:それは沢山あります!むしろ毎回が印象に残るものばかりだったと言っても過言ではありません。厳選されたプログラムやメンバーで十分なリハーサルを積み、最高の演奏ができるよう準備しますから。
    その中であえて言えば、やはり第1回目の小澤征爾さん指揮のロストロポーヴィチさんのチェロで始めたコンサートですね。いつもは、大オーケストラでしか指揮したり演奏したりしないお二人が、初めて水戸室内管弦楽団で共演することになり、間近で彼らの音楽に触れられた時の感動が今でも忘れられません。

    今回のモーツァルト〈フルート協奏曲 第1番〉は、指揮者無しの演奏となり、工藤さんが、「吹き振り」という形で、オーケストラを導きつつ、独奏も務めていただくことになります。オーケストラをどのようにリードしていこうとお考えですか?

    工藤:特にリードしようとかは考えていません。これだけのメンバーが揃っているわけですから(笑)。また、彼らも僕のスタイルを知り尽くしていると思うので、会話をするように楽しく演奏したいと思っています。

    ― そのモーツァルト〈フルート協奏曲第1番〉という作品の魅力、聴き所などをお教えください。

    工藤:このコンチェルトは、モーツァルトが、アマチュアのフルーティストのために書いたものだと言われていますが、実際には現存するすべてのフルート協奏曲の中で最高のものだと信じます。この協奏曲のおかげで、フルートという楽器は、管楽器の中でも際立ってソリスティックになっていったのだと思います。その点でも重要な作品と言えます。
    この曲の第2楽章は、弦楽器が全員ミュート(弱音器)を付けて演奏します。と同時に管楽器も、オーボエからフルートに持ち替えられ(当時はフルートもオーボエも同じ奏者が演奏していました)、独奏フルートの繊細で柔らかな響きに合わせられるようモーツァルトが配慮したものです。その独特な雰囲気と音色を楽しんでいただければ嬉しいです。

    ― 最後に、水戸のお客様に向けてメッセージをお願いします。

    工藤:ここ水戸という町は、徳川御三家の一つとして、文化を大切にする精神が宿っていますね。このような素晴らしい芸術館の設立、運営の継続がさらにこの町の文化都市としての存在を色濃く印象付けていくものと思います。
    素晴らしい聴衆の皆さんとともに、これからも水戸の町の発展のためにいい演奏をしていきたいと思っています。

    『vivo』2015年1月号より)
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    | 水戸室内管弦楽団 | 15:42 | comments:0 | trackbacks:0 | PRINT | TOP ↑

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