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    宇野陽子 チェロ・リサイタル

    水戸出身のチェリスト、宇野陽子さんのリサイタルを11月16日(日)に開催します!水戸芸術館では、2008年のソロ・リサイタルが大変好評だったほか、昨年はオルガニストの浅井美紀さんとともに「あなたに、わたしに、世界にPeace パイプオルガン・プロムナード・コンサート」にご出演くださり、カザルス「鳥の歌」などで素晴らしい演奏を披露してくださいました。

    今回のソロリサイタルでは、J.S.バッハ「無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調」やラフマニノフ「チェロ・ソナタ ト短調 作品19」など、聴きごたえのあるプログラムが予定されています。深まりゆく秋の午後、美しいチェロの調べに身をゆだねてみませんか?

    宇野陽子

    出演者の宇野陽子さんからすてきなメッセージが届きましたので、ご紹介いたします。


    !!!!!!!!!!

    全く衝撃的な体験だった。それは、言葉ではとても表すことのできない感動で、その気持ちを唯一表現し得たのが、あの涙だったのだと思う。十代の私は、初めて客席で泣いたのだった。
    そしてそれは、ヨーヨー・マが奏でるラフマニノフのチェロ・ソナタだった。その傍らで舞っていたのは、坂東玉三郎だ。客席のあちこちから、鼻をすする小さな音が響いていた…。

    絶対にこの曲を弾いてみたい!!

    以来憧れ続けたこの作品は、実は既に東京でのリサイタルで取り上げたこともあったのだが、再び芸術館の舞台に立てるのならやはりこの曲!と、今回のプログラムのメインに据えることにした。
    この曲は大曲なので、体力的にとてもエネルギーを消耗する。でも不思議なことに、弾き進むにつれ、だんだんと内なるエネルギーが充実してくるのだ。

    苦しみも、やがて喜びになる。

    まるでベートーヴェンの第九交響曲だが、ラフマニノフ自身、鬱を患うほどの長いスランプののちに書き上げたのが、あのピアノ協奏曲第二番であり、このチェロ・ソナタだったのだ。
    そこには、絶望や不信に打ちのめされてもなお、生命を肯定して立ち上がる、作者の力強い意思を感じる。今は、複雑で美しいこの曲の和声を読み解くのが、楽しくて仕方ない。

    今回のリサイタルでは、ほかにも様々な和声感・色彩感を楽しめることと思う。
    端正で大胆なバッハ、ロマンティックなシューマン、詩的で繊細なミヨー…。
    18世紀・19世紀・20世紀と、それぞれ活躍の時代も違うし、もちろん作風も違う。だが全て、21世紀に生きる私にとっての、愛すべき曲たち。

    命をかけて、命を削って書き上げられたその曲たちに、命を吹き込むのは、私の仕事だ。
    丁寧にそれらの作品と向かい合い、作者の声に耳を傾け、そして、自分自身と向かい合う。
    当日足を運んでくださる方々には、そんな人生をめぐる旅を楽しんでいただけたらと思う。

    宇野陽子
    『vivo』2014年11月号より)

    宇野陽子 チェロ・リサイタルは、11月16日(日) 14:30開場、15:00開演。入場料は一般3,000円(前売り2,500円)、学生1,500円(前売り1,000円)、全席自由です。公演の詳細はコチラをご覧ください。
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    | 茨城の演奏家 | 11:32 | comments:0 | trackbacks:0 | PRINT | TOP ↑

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