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    大崎結真 ピアノ・リサイタル

    少しずつ秋の訪れを感じる今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

    水戸芸術館でもこれから聴きのがせないコンサートが目白押しですが、今日はその中から、10月13日(土)17:00に行う、大崎結真さんのピアノ・リサイタルのお知らせです。

    大崎さんといえば、まさに茨城から世界へと羽ばたいた若手の大器!ロン=ティボー国際音楽コンクール、ジュネーブ国際音楽コンクール、リーズ国際音楽コンクール、ショパン国際ピアノコンクールなど、入賞歴は数知れず。さらにはレコーディング面でも、『ショパンリサイタルライヴ』が2010年/第37回日本ショパン協会賞、『深碧のラヴェル』が2012年5月号「レコード芸術」誌にて特選盤に選ばれています。

    そんな彼女の原点までさかのぼると、実は水戸芸術館の1992年第3回「茨城の名手・名歌手たち」に、わずか11歳で出演!その後、フランスに渡って研鑽を積み、いまや国内外でその実力を称賛されるに至った大崎さん。その素晴らしい演奏が、再びコンサートホールATMに響く貴重なひととき、ぜひ一人でも多くの方にお越しいただければと願っています!

    以下、大崎結真さんからのメッセージを掲載します。
    私の尊敬する音楽家の一人、クン=ウー・パイク氏はソウルに生まれ、15歳で渡米、その後イタリアで学び、現在はパリ在住の世界的ピアニストである。

    今春、来日した際に東京で開かれた演奏会を聴き、その時に得た「忘れ得ぬ何か」が今も私の中に息づいている。虚栄とは無縁、ベートーヴェンやブラームスの音符たちがパイク氏自身の深いところで響き合い流れる…そんな生まれたての温かい音楽が胸にしみ入る。演奏に耳を傾けながら、映画『魔女の宅急便』にあった、箒に乗る魔女は「血で飛ぶんだって」という台詞をふと思い出し、正しく「この人は血で弾いているのだ」と思った。源流である韓国、アジア人としてのゆるぎないものと、異文化で学び、体験し、得た新しいもの全てがない交ぜに脈々と流れている、そういう血だ。

    若い頃は「ドイツ人の弾くベートーヴェンにはかなわないと、アジア人であることに引け目を感じていた」という彼も、多様な音の響きや知見が強みになりえると、最近では「非ヨーロッパ人で良かったと思うことが多い」という。

    18歳で渡欧、約10年に亘る留学を終え帰国後の平静に耳にしたパイク氏の演奏は、「いい音楽とは何だろう?」と問い続けた私に、そこに唯一の答えなどないことを語りかけていた。問い続ける日々のその先に、奏者自身にしか語ることの出来ない音楽があるということも。

    顧みて11歳の時、『茨城の名手・名歌手たち』に出演、純粋に聴き手である“誰か”の存在を意識し、初めて緊張を経験したのは水戸芸術館コンサートホールATMだった。多くの貴重な教えを頂戴した中村紘子先生との出会いもこのステージ。この時の私を覚えていて下さる地元の方にお声をかけて頂く嬉しい出来事もあった。私にとって、種田山頭火のいう「身の故郷」は鍵盤上にあり、「心の故郷」はこの地にあると思っている。

    再びこのステージで、もう一度私に流れるものの源流を思い、演奏家としての出発点であるこの地の皆様と音楽を共有したいのである。

    大崎結真
    『vivo』2012年10月号より)
    大崎結真ピアノ・リサイタルは、10月13日(土) 16:30開場、17:00開演。入場料は一般3,000円、学生2,000円、全席自由です。公演の詳細はこちらをご覧ください。
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