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    【河村尚子/ショパン・プロジェクト】 第2回「思い出のショパン~師・クライネフに捧ぐ」 アンコール

    3月11日の河村尚子 ショパン・プロジェクト 第2回「思い出のショパン~師・クライネフに捧ぐ」にはたくさんのご来場を賜りまして、誠に有難うございました。当日のアンコール曲をお知らせいたします。
    アンコール曲

    ショパン:ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 作品21 より 第3楽章
        (クァルテット・エクセルシオとの協演によるピアノ五重奏、抜粋)
    ショパン:ノクターン 嬰ハ短調 遺作 〈レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ〉

    次回は来年2月11日(木)開催です。お楽しみに!
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    | ショパン・プロジェクト | 10:58 | comments:0 | trackbacks:0 | PRINT | TOP ↑

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    【河村尚子/ショパン・プロジェクト】 第2回「思い出のショパン~師・クライネフに捧ぐ

    Message from 河村尚子
    河村尚子 ©Hirofumi Isaka
    河村尚子
    ©Hirofumi Isaka

     あれは15歳の夏。ポーランド人のピアノ教師バートル・シュライバー女史とご主人、そして母と共に当時住んでいたゲッティンゲンからハノーファーの音楽大学に向かった。

     とても天気の良い日で、音楽大学の側にある並木道の木々が蒼々しく風に靡いていた。

     大学の142号室に入ると、笑顔で握手の手を差し伸べて下さったクライネフ氏。それでなくても大学生のレッスンで多忙な毎日なのに、私の知る限り、クライネフ氏が若いピアニストの演奏をレッスンの合間に聴くのを拒んだことは、決してなかった。なぜなら彼は新しい才能というものを愛し、敬っていたからだろう。新しい才能と出会う度、自分のことのように他人に自慢していた。そんな恩師と15年間の付き合いになろうとは、その頃の私は考えてもいなかった。

     67歳とあまりにも若くして他界してしまったが、それまでに彼から学んだことや共に過ごした時間は、私の10代後半から20代の成長の中で忘れ難きものとなった。ピアノのレッスンは勿論、その後にご自宅でご馳走になる夕飯とお喋り。コンサートや美術館を訪れたり、彼のご家族や知人と親交を深めたりと、振り返れば、私はあらゆる生活面からロシアのエッセンスを吸収していた。

     今回のプログラムは恩師へのオマージュという形で皆様に聴いていただくこととなる。その曲目は、クライネフ氏が自ら好んで弾いた作品から、私が彼のレッスンで取り組んだものまで様々だが、演奏会の第2部に弦楽四重奏団、クァルテット・エクセルシオと共演する〈ピアノ協奏曲第2番〉は恩師の十八番でもあり、私が協奏曲のレッスンに初めて持参した曲、そして今から10年前に日本デビューで東京フィルハーモニー交響楽団と演奏した曲でもある。


    河村尚子さんの恩師 ウラジミール・クライネフ氏

    昨年11月からスタートした河村尚子さんによる「ショパン・プロジェクト」(全4回)。 第2回は、河村さんの恩師であるウラジミール・クライネフ氏(1944~2011)に捧げるプログラムが組まれました。

    クライネフ氏はロシアのピアニスト、ピアノ教師。1970 年、第4回チャイコフスキー国際コンクールに優勝し、世界各地で演奏活動を開始。1987年にはモスクワ音楽院の教授、1994年にはドイツ・ハノーヴァー音楽院の教授に就任し、後進の育成に尽力。河村さんがクライネフ氏を訪ねたのは、クライネフ氏がハノーヴァー音楽院教授に就任してから数年後のことでした。河村さんのコメントにもある〈ピアノ協奏曲第 2 番〉のほか、〈舟歌〉〈ワルツ 変イ長調〉〈英雄ポロネーズ〉など、クライネフ氏との思い出の詰まった名曲の数々が、今回演奏されます。

    クァルテット・エクセルシオとの共演も

    〈ピアノ協奏曲第2番〉(五重奏版)の演奏には、国内屈指の常設弦楽四重奏団、クァルテット・エクセルシオが参加します。昨年、結成20周年を迎え、津田ホールを拠点に「弦楽四重奏の旅」シリーズを新たに開催するなど、ますます充実した活動を見せています。チェロの大友肇さんが、昨年、第13回齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞されたのも記憶に新しいところです。今回の〈ピアノ協奏曲第2番〉では、持ち前のしなやかなアンサンブルで河村さんのピアノを盛り立てることでしょう。どうぞ、ご期待ください。

    《関根》(『vivo』2015年3月号より)

    | ショパン・プロジェクト | 11:59 | comments:0 | trackbacks:0 | PRINT | TOP ↑

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    【河村尚子/ショパン・プロジェクト】 第2回「思い出のショパン~師・クライネフに捧ぐ」

    ショパン・プロジェクト「諸君、帽子を取りたまえ!天才だ。」

    1831年、シューマンはこう評して、彗星の如く楽壇にあらわれたショパンの才能を世に知らしめました。その驚きと称賛は、私たちの生きる現代にまで続いています。ショパンを弾かないピアニストはいないと言ってもいいくらいに、ピアニストたちはショパンを深く敬愛してやみませんし、私たち聴衆も、何度もくり返しショパンの音楽と向き合います。その奥深い魅力の源泉はどこにあるのでしょうか。

    ショパンの魅力の秘密を解き明かすべく、水戸芸術館では全4回にわたる「ショパン・プロジェクト」を開催します。
    ご案内役は、日本を代表する若手ピアニスト、河村尚子。その美しいタッチと豊かなリリシズムから“現代最高のショパン弾き”とも評される河村尚子が、これまであまたの名手たちが手がけてきた名曲の数々に、新たな光をあてます。

    第2回は「思い出のショパン~師・クライネフに捧ぐ」と題し、河村尚子の師で、名教師として知られるウラジミール・クライネフとの思い出の詰まった作品が演奏されます。国内屈指の弦楽四重奏団、クァルテット・エクセルシオと共演する〈ピアノ協奏曲第2番〉(ピアノ五重奏版)も聴きものです。

    河村尚子 ショパン・プロジェクト
    第2回「思い出のショパン~師・クライネフに捧ぐ」


    【日時】2015年3月11日(水) 18:30開場・19:00開演
    河村尚子 ©Hirofumi Isaka
    河村尚子
    ©Hirofumi Isaka

    【出演】
    河村尚子(ピアノ)
    クァルテット・エクセルシオ(弦楽四重奏)※

    【曲目】
    フリデリック・フランチシェク・ショパン(1810~49):
     華麗なる変奏曲 変ロ長調 作品12
     マズルカ イ短調 作品17の4
     ノクターン 変ニ長調 作品27の2
     舟歌 嬰ヘ長調 作品60
     ワルツ 変イ長調 作品42
     ポロネーズ 第6番 変イ長調 作品53〈英雄〉
     ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 作品21(ピアノ五重奏版)※

    全席指定 一般3,500円 ユース(25歳以下)1,000円
    *ユースチケットの取り扱いは水戸芸術館のみとなります。

    【お問い合わせ】水戸芸術館チケット予約センター
    TEL.029-231-8000
    (営業時間 9:30~18:00/月曜休館)

    【主催】公益財団法人 水戸市芸術振興財団
    【助成】平成26年度文化庁劇場音楽堂等活性化事業

    詳しい公演情報とチケット予約方法はこちらをご覧ください。

    | ショパン・プロジェクト | 11:02 | comments:0 | trackbacks:0 | PRINT | TOP ↑

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    【河村尚子/ショパン・プロジェクト】 第1回「バラードとノクターンを中心に」 アンコール

    11月8日の河村尚子 ショパン・プロジェクト 第1回「ノクターンとバラードを中心に」にはたくさんのご来場を賜りまして、誠に有難うございました。当日のアンコール曲をお知らせいたします。
    アンコール曲

    ショパン:ノクターン 変ニ長調 作品27の2
    ショパン:ノクターン 嬰ハ短調 遺作 〈レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ〉

    次回は3月11日(水)開催(19:00開演)。サブタイトルは「思い出のショパン ~師・クライネフに捧ぐ」です。チケット一般発売開始は12月20日(土)の予定です。お楽しみに!

    | ショパン・プロジェクト | 11:54 | comments:0 | trackbacks:0 | PRINT | TOP ↑

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    【ATM便り】 2014年11月3日号

    11月3日付茨城新聞にATM便りが掲載されました。今回は、河村尚子ショパン・プロジェクト第1回「バラードとノクターンを中心に」にちなんで、ショパンについて書きました。

    河村尚子 ©Hirofumi Isaka
    河村尚子
    ©Hirofumi Isaka
     「諸君、帽子を取りたまえ!天才だ」。ヨーロッパの楽壇に彗星の如く現れたポーランド出身の作曲家ショパン(1810~1849)について、同じロマン派の作曲家シューマンはこのように評し、世に知らしめました。その驚きと称賛は、私たちの生きる現代まで続いています。「河村尚子 ショパン・プロジェクト」(全4回)を通じ、ショパンの魅力の秘密に少しでも迫ることが出来たら、と願っています。

     河村尚子さんは“現代最高のショパン弾きの一人”とも評されるピアニストです。その理由は何でしょうか。私は、河村さんが紡ぎ出す「歌」にあるのではないかと思っています。

     ショパンは、ほとんどピアノ曲しか書かなかった作曲家として知られています。しかし、彼が心から憧れていたのは、実はオペラの世界でした。ワルシャワを離れ、ウィーン、パリと旅する中で、ベッリーニやドニゼッティのイタリア・オペラ、ボワエルデューやマイアベーアのフランス・オペラを聴いて魅了されます。そして、あの甘く切ないアリアの歌い回し、人間の声だけが持つ無限のニュアンスを、自身ピアノの名手であったショパンは、何とかして自らの楽器で表現しようとしました。(技術的なことについては、片山杜秀著『クラシックの核心』に詳しく記されています。)

     プロジェクト第1回は「バラードとノクターンを中心に」というタイトルでお届けします。まさにバラードとノクターンこそ、ショパンがピアノで「歌」を歌おうとしたジャンルであり、その試みが美しい結晶となって残された作品群であると言えるでしょう。秘められた愛のささやきが、やがてドラマティックな歌へと登りつめる〈バラード第1番〉、左手の伴奏に乗り、右手が鍵盤の上で舞うように、ロマンティックな夢と憧れを綴る〈ノクターン 変イ長調 作品32の2〉など、溢れんばかりの「歌」が閉じ込められた傑作の数々が演奏されます。

     河村さんの演奏は、ハンマーが弦を叩くというピアノの発音原理を忘れさせるほど、優しく、やわらかな響きを持っています。今回のプロジェクトでも、その響きは美しい余韻をともなってホールを満たし、ショパンが夢みた「歌」の世界へと私たちを連れて行ってくれることでしょう。

    (水戸芸術館音楽部門主任学芸員・関根哲也)

    | ショパン・プロジェクト | 11:44 | comments:0 | trackbacks:0 | PRINT | TOP ↑

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