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    【スウェーデン放送合唱団】 アンコール

    “世界最高峰”という看板に偽りはなかった。確かな技術にもとづく豊かな声の重なり、完璧に揃った各パートの音程と見事に同質化した声から生まれる至純のハーモニー、幅広さと自在さを合わせ持つダイナミクスと音色。この合唱団の高い水準の源は、やはりメンバー個々の技術と意識の高さによるものだと感じた。マントゥヤルヴィ〈天体の組曲〉、ドビュッシー〈シャルル・ドルレアンによる3つの歌〉、ラフマニノフ〈晩祷〉などで難易度の高いソロ・パートを歌ったのも、すべて合唱団のメンバーなのだ。合唱団マネージャーの話では、演奏水準を保つため、全メンバーを対象に3年に1度オーディションを行っているという。その規律は、メンバー個々の厳しいプロ意識を育み、この合唱団の誇り高い精神と格調高い歌声を支えているように感じた。
    アンコール曲
    スウェーデン民謡 〈すべての山や谷に〉
    サンドストレム:ヘラジカの歌
    武満徹:〈うた II〉 から “さくら”
    《関根》(『vivo』2012年9月号より)
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    | スウェーデン放送合唱団 | 19:04 | comments:0 | trackbacks:1 | PRINT | TOP ↑

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    スウェーデン放送合唱団の歌声は天まで届く

    スウェーデン放送合唱団の公演が、いよいよ明後日16日に迫ってきました。

    この公演は、吉田秀和・水戸芸術館館長(5月22日逝去)と畑中良輔・水戸芸術館音楽部門顧問(5月24日逝去)が、スウェーデン放送合唱団の演奏を以前から高く評価し、ぜひ水戸芸術館で歌っていただき、世界最高峰の合唱の響きを多くのお客様に楽しんでいただきたいと願ったことから実現したものです。

    スウェーデン放送合唱団の皆さんと首席指揮者のペーター・ダイクストラさんは、お二人の死を悼み、演奏会の始めに、下記の曲を演奏してくださることになりました。
    モーツァルト:〈アヴェ・ヴェルム・コルプス〉 K.618
    Mozart: "Ave verum corpus" K.618
    スウェーデン放送合唱団の皆さんとペーター・ダイクストラさんの温かいお心遣いに感謝いたします。
    その清らかな歌声は、天まで届くことでしょう。

    《関根》

    | スウェーデン放送合唱団 | 10:39 | comments:0 | trackbacks:1 | PRINT | TOP ↑

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    【ATM便り】 2012年6月7日号

    来週末の6月16日には世界最高峰の合唱団、「スウェーデン放送合唱団」が水戸芸術館にやってきます。
    6月7日付茨城新聞の「ATM便り」は、筆者の鼻息も荒い“合唱ネタ”で書かせていただきました。
     5月20日に水戸芸術館で開催された水戸市合唱祭には、36もの合唱団が参加し、日ごろの練習の成果を発表し合いました。参加者の合計は、固定席620席のコンサートホールATMでは収容しきれないほどで、水戸の合唱人口の多さをあらためて感じました。

     水戸芸術館で年末恒例となった「水戸の街に響け!300人の〈第九〉」の参加人数も、最近は350名ほどにまで増えています。

     合唱は、身一つで参加できるため、もっとも気軽に始められる音楽活動の一つです。しかし、気軽に始めたつもりが、その魅力にはまり、気がついたら抜け出せなくなっていた・・・ということもままあります。かく言う私も、高校と大学の7年間、ほとんどの時間を合唱に費やしました。

     人はなぜ合唱に魅せられるのでしょうか。

     言うまでもなく合唱は、一人ではなく、複数の人たちが集まって、声を合わせて歌うことで成立します。この「声を合わせて」というところがポイントになるでしょう。各人が好き勝手に歌っていたのでは、合唱にはならないからです。

     耳と心、そして技術を最大限にいかして、周りの人たちと声を合わせていくと、ある「奇跡」が起きます。個人個人の声が全体へと溶け込み、いくつもの声が不思議と美しく一つにまとまった「合唱の響き」が生まれるのです。この他者との協働と調和こそが、合唱の大きな醍醐味の一つでしょう。

     アマチュアで合唱を楽しむ人々にとって憧れの存在とも言えるスウェーデン放送合唱団が、いよいよ水戸芸術館にやってきます。世界最高と評される張りのある歌声と透明なハーモニーは、「他者との協働と調和」が最高度に発揮されなければ、実現し得ないものです。彼らの演奏を聴いて、さらに合唱に魅せられる人が増え、地域の合唱文化が一層活気づけばと願っています。

    (水戸芸術館音楽部門主任学芸員・関根哲也)

    | スウェーデン放送合唱団 | 18:47 | comments:0 | trackbacks:0 | PRINT | TOP ↑

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    【スウェーデン放送合唱団】 世界最高の合唱団が、ついに水戸芸術館にやってくる!

    スウェーデン放送合唱団 (c)Gustav Karlsson Frost
    スウェーデン放送合唱団 ©Gustav Karlsson Frost

    1度でもスウェーデン放送合唱団の演奏を聴いたことがある人なら、人間と人間の声がひとつに合わさった時、奇跡のようなハーモニーが生まれ得ることを、信じるでしょう。その一方で、人間の声がここまで高度な表現を可能にしたことが、にわかには信じられないかもしれません。スウェーデン放送合唱団を聴くことは、「私たち人間が力を合わせてできること」について、限りなく豊かに想像をふくらませることにつながるのです。その至高の響きを、心ゆくまで味わってみませんか。

    スウェーデン、声の伝統

    スウェーデンは「声楽大国」と言ってもさしつかえないでしょう。ビルギット・ニルソン、ユッシ・ビョルリンク、アンネ・ソフィー・フォン・オッターといった世界的な歌手たちを輩出しているほか、スウェーデン放送合唱団、エリク・エリクソン室内合唱団といった一流合唱団の活躍も見逃せません。

    これらスウェーデンの声に共通して言えることは、独特の“高いポジション”です。クラシックの発声法では、深く吸った息が声帯を振動させ、その振動が頭や鼻腔といった「共鳴体」によく響くようにして歌います。上手に歌うために、皆同じことをやっているのですが、スウェーデンをはじめとする北欧の声楽家は、不思議なほど、頭や鼻腔によく共鳴させることができます。言語の影響か、骨格の影響か・・・、なぜ北欧特有なのかは定かではありませんが、この共鳴が“高いポジション”の所以です。スウェーデン放送合唱団を生でお聴きいただければ一目瞭然でしょう。音が発せられている位置が、歌っている人間の口よりもだいぶ高いところにあり(イメージとしては背丈よりも上のほう)、そこからあの見事なハーモニーが客席に降り注いでくるのです。

    “合唱の神様”エリク・エリクソン

    スウェーデン放送合唱団の歴史は長く、その創立は1925年にまでさかのぼります。しかし、現在の名声を築く土台を作ったのは、1952年に首席指揮者に就任した“合唱の神様”エリク・エリクソン(1918~)です。

    エリクソンは、徹底した指導により、スウェーデン放送合唱団の技術を飛躍的に向上させました。アマチュア的で、芸術性も低いと見られていた合唱音楽は、エリクソン指揮スウェーデン放送合唱団の演奏により、大幅に見直されたのです。1970年代にこのコンビで録音された『ヨーロッパ合唱音楽の500年』(タリス、モンテヴェルディ、リゲティらの作品を収録)や『ヴィルトゥオーゾ合唱作品集』(ダッラピッコラ、ペンデレツキ、メシアンらの作品を収録)は、現在もなお“合唱のバイブル”としてその価値を保っています(残念ながら現在は2枚とも廃盤)。

    クラウディオ・アバドの信頼

    エリク・エリクソンにより世界最高の水準にまで高められたスウェーデン放送合唱団が、さらにその名を広く知られるようになったのは、現代を代表する指揮者の一人、クラウディオ・アバドとの数多の共演によるところが大きいでしょう。アバドがベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を務めていた時代(1990~2002)、ベートーヴェン〈第九〉、ヴェルディ〈レクイエム〉など、合唱付きの作品を演奏するときはほとんどスウェーデン放送合唱団が招かれました。世界最高のオーケストラであるベルリン・フィルとともに、信じられないほど高度な表現を達成するスウェーデン放送合唱団の実力に、世界中が驚いたのです。「これは合唱のベルリン・フィルだ!」と。

    ペーター・ダイクストラとの新時代

    ペーター・ダイクストラ (c)BR/Frank Bauer
    ペーター・ダイクストラ
    ©BR/Frank Bauer
    1994年から2007年までエストニアの巨匠トヌ・カリユステが首席指揮者を務めた後、スウェーデン放送合唱団は新たな時代に突入します。当時まだ20代だった新鋭ペーター・ダイクストラ(1978年オランダ生)が首席指揮者に指名されたのです。エリク・エリクソン、トヌ・カリユステという両巨匠の薫陶を受け、2003年エリク・エリクソン・コンクールに優勝、バイエルン放送合唱団の音楽監督、オランダ室内合唱団の首席指揮者を歴任し、バイエルン放送交響楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団などオーケストラの客演指揮者としても活躍するダイクストラは、この名門合唱団に、さらに広いダイナミックレンジと多彩な表現を与えているようです。その実力は、2010年の来日公演ですでに日本でも実証されており、とりわけプーランク〈人間の顔〉の迫真の表現は多くの聴衆を圧倒しました。ダイクストラとは2度目の来日となる今回の公演では、さらに進化した両者のコンビネーションが期待できるでしょう。

    多彩な魅力満載のプログラム

    今回のプログラムは、現在のスウェーデン放送合唱団の実力を心ゆくまで味わえる多彩な曲目によって構成されています。

    まず、フィンランドの作曲家ヤーコ・マントゥヤルヴィ(1963~)の〈天体の組曲〉から第1曲と第3曲。マントゥヤルヴィは、日本ではほとんど知られていないだけに、スウェーデン放送合唱団による紹介は貴重な機会と言えるでしょう。

    武満徹の〈さくら〉〈島へ〉は、武満徹が作・編曲した6曲からなる混声合唱曲集〈うた II〉に収録されている作品。世界最高の合唱団が日本語の歌をどのように聴かせてくれるのか、注目されます。

    今年生誕150年を迎えるフランスの大作曲家クロード・ドビュッシーの〈シャルル・ドルレアンの3つの歌〉も演奏されます。100年戦争でイギリスに長く幽閉され「牢獄の歌」をつづった15世紀の詩人シャルル・ドルレアンのテキストによる、美しい混声合唱曲です。

    本国スウェーデンを代表する作曲家の一人、ヒューゴ・アルヴェーン(1872~1960)の合唱曲2曲も紹介されます。2曲ともスウェーデンのフォークソングに霊感を得たもので、かの地に住む人々の自然との優しい交感が伝わる作品です。

    プログラムの最後に置かれるのは、ラフマニノフがロシア正教会のために書いた大作〈晩禱〉。スウェーデン放送合唱団が「演奏するのに一番効果的」と考えた第1曲~第9曲が抜粋されます。教会スラヴ語の東方聖歌にもとづく迫力に満ちた傑作ですが、この作品が書かれた2年後(1917年)のロシア革命によりソビエト連邦が成立し、宗教音楽の演奏が禁止されたため、50年近くも忘れられたままでした。アンドレイ・ルブリョフの聖像画「三位一体」が宗教も民族も関係なく多くの人々の心を打つように、ラフマニノフの〈晩禱〉もまた普遍的な力を持った芸術作品であることを、スウェーデン放送合唱団はあらためて示してくれるに違いありません。

    《関根》(『vivo』2012年6月号より)

    | スウェーデン放送合唱団 | 17:51 | comments:0 | trackbacks:1 | PRINT | TOP ↑

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    【スウェーデン放送合唱団】 声の芸術はここまで進化した。

    ビルギット・ニルソン、ユッシ・ビョルリンク、アンネ・ソフィー・フォン・オッターら、世界的な歌手たちを数々世に送り出してきた北欧の国、スウェーデン。独特の高いポジションから発せられる声の伝統は、合唱の世界においても脈々と受け継がれている。透き通った張りのある声と正確無比な音程、完璧なハーモニー。その声による芸術を心ゆくまで味わわせてくれるのが、スウェーデン放送合唱団だ。

    彼らの「お国もの」とも言える北欧の合唱曲、日本を代表する作曲家・武満徹の〈うた〉、今年生誕150年を迎えるドビュッシーの作品、そしてラフマニノフがロシア正教会の奉神礼に則って書いた大作〈晩禱〉。大指揮者クラウディオ・アバドも愛した、世界最高峰の合唱団によるア・カペラのフル・コースを、ご堪能あれ!

    スウェーデン放送合唱団

    【出演】スウェーデン放送合唱団
    ペーター・ダイクストラ(指揮)

    【曲目】
    マントゥヤルヴィ:〈天体の組曲〉から “太陽”“北極星”
    武満徹:〈うた II〉 から “さくら”“島へ”
    ドビュッシー:シャルル・ドルレアンの3つの歌
    アルヴェーン:夕べ
    アルヴェーン:そして乙女は輪になって踊る
    ラフマニノフ:〈晩禱〉 作品37から 第1曲~第9曲

    【全席指定】5,500円
    【お問い合わせ】水戸芸術館チケット予約センター
    TEL.029-231-8000 (営業時間 9:30~18:00/月曜休館)

    【主催】公益財団法人水戸市芸術振興財団

    詳しい公演情報はこちらをご覧ください。

    | スウェーデン放送合唱団 | 10:02 | comments:0 | trackbacks:0 | PRINT | TOP ↑

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